ラストサムライ(THE LAST SAMURAI)

ラストサムライ


日本人が見て不自然なところがないのに驚きました。DVDにある監督インタビューを途中まで(映画本編と同じ長さみたいなので)見て、いかに監督が日本を理解していて、表現していたのか知ることができます。時間があったら全部見たかったんですけど、レンタルだったものですから。鍛冶師なんて人間国宝の人だったり、映画に参加している日本人は、この映画を通じて日本を知ってもらおうとしたんだという事実を知り、感動しました。

日本の心もうまく表現されていました。最近の日本にこの心があるのかと言われると痛いですけどね。渡辺謙さんも、真田広之さんも、いい演技をしていました。途中、日本の時代劇を見ている気分になりました。話もよくできていました。期待以上でした。

渡辺謙さんの英語もよかったです。彼がNHKの「映画でしゃべらナイト」に出たり、ほかの番組でも英語の勉強について語っていたので、そういう目でも見てしまいました。

日本以外の人が見ているのに、日本人である以上、見ておきたいものがあるかなと思って見たのですが、これはなかなかお勧めしたいものがあります。

トム・クルーズもすっかり演技派になりましたね。昔の彼の映画には興味ないのですが、「マイノリティー・レポート」といい、彼の演技力に惹かれるようになりました。

ラストサムライ
http://www.lastsamurai.jp/