ベルリッツの英語試験のGTECの結果がきました

GTEC


少し前の話になりますが、BerlitzのGTEC(Global Test of English Communication)というテストを受ける機会があって、テストの結果が出ました。

このテストは、ベルリッツがベネッセになってから開発されたテストで、いわゆるTOEICの先を行くことを意識したかのようなテストです。特徴はコンピュータ試験ですので、いつでも受けられるということと、ListeningとReadingだけではなく、WritingとSpeakingを含めた4つの項目で構成されていることです。ですので、Writingはキーボードを使って英文を入力することになりますし、Speakingはヘッドホンのマイクに向かって英語を話すという恥ずかしい目にあいます。コンピュータテストですので、テストが終了した地点で、ListeningとReadingの点数は画面上に表示されます。1000点満点で、各技能で250点ずつの配点となっています。WritingとSpeakingに関しては、ベルリッツの専任の先生方が後日採点するのでその地点で結果は分かりません。

最終的な結果は受験時に受け取るIDとパスワードを使って、2週間後にWebからアクセスすると結果シートを見ることができます。Word1ページくらいの分量で、点数と、全体講評、WritingとSpeakingのスキルプロファイル(参考値に対する2技能の細分化した項目の棒グラフ)、4技能比較グラフ(参考値に比べて4技能の分布がわかります)、スキルプロファイルの見方(前出のスキルプロファイルの細分化の項目の説明)といった構成で結果がでます。

ここでいう参考値ですが、テストの前に英語経験に関するアンケートに答えるのですが、その回答により、自分と同じ程度の英語の実務経験の人ならこのレベルだと決めているようで、自分はスコアでxxx点というレベル(つまり参考値)であると決められています。

ちなみに自分の場合は「英語を使って会議に積極的に参加できる、海外との取引をまとめられるなど、実務に役立てたいと考えておられる方 <省略> マネジメント・議論・交渉など、一般的な実務シーンではほぼ問題ないと答えられた方が75%以上の確立で存在するスコアを参考値としており、そのレベルは、Totalスコアでは650点となっています。」とのこと。他の参考値に関する情報がないので、このレベルがどんなものかさっぱり分からないというのが不満ですね。1000点中の650点レベルということしか分かりません。

この参考値というレベルと自分の点数を比較して、どの分野に問題があるかということが分かります。TOEICと違って受験者全体の何%のところにいるとかは分かりません。ですが、自分の弱点は分かります。WritingとSpeakingに関しては点数だけでなく、細分化したと書きましたが、自分がグラマーが苦手で発音もいまいちといったことが分かったりします。自分の特徴が見えるので、意外な結果もありますが(発音が意外と点数が低いことはちょっとショックではありましたよ)、思っていた通りでした。

まだ始まったばかりで歴史がないので、ネットにも情報が少ないのですが、もっと増えてきたらよいなと思います。テスト時間が80分間ですし、私の場合はテストしたベルリッツの教室でちょうど子供のレッスンがあって、歌が聞こえるわ、うるさいわでちょっと環境がきつかったりしたのですが、面白いテストだと思いました。


あっ、失礼しました。GTECのWebにスコアに関する情報がでています。確か前回見たときにはなかったと思ったんですけど。最近公開されたと信じたいです。自分は5レベルある中の上から2番目のレベルを参考値に使われていたのですね。

受験料は一般価格で9975円だそうです。GTECのWebサイトが充実していますね。とにかく画面上に表示される残り時間と残りの問題数が気になるテストでした。Speakingの時に制限時間内に喋るという難しさもありましたね。課題を見て、考える時間も規定された時間与えられるのですが、録音が開始されると、「あー、」とか言って話し出せない自分がいました。あと、Listeningの問題とかは回答の結果次第で問題が難しくなったりするという話を聞きました。これは本当か分かりませんけど。

Speakingでずーと喋れずに無言の人とかいるんでしょうね。Speakingは人に聞かれたくないですよ。

GTECオフィシャル
http://www.benesse.co.jp/gtec/